【道迷い+滑落】三条の湯~飛龍山~のめこい湯1泊2日

【道迷い+滑落】三条の湯~飛龍山~のめこい湯1泊2日

概要

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<期 日>
2017年11月24日~25日
<コース>
1日目:奥多摩駅→お祭→三条の湯(山小屋泊)
2日目:三条の湯→飛龍山→のめこい湯→丹波→奥多摩駅
<目 的>
飛龍山の登頂
「2017雲取山記念スタンプラリー」スタンプ回収+マグカップ入手
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お久しぶりです。ゆきです。
久しぶりの記事が、道迷いと滑落の内容で申し訳ありません。
金峰山の記事を挙げる予定でしたが、私のような馬鹿な真似は決してしないようにと、情報の共有を優先することにしました。

1日目お祭~三条の湯の、道迷いと滑落です。
あの綺麗な林道中、むしろどうやって道迷いになるのか?…不思議に思われる方もいらっしゃると思います。
今回の経緯について、ご説明します。

道迷い

13時5分頃にお祭バス停にて下車。
昼過ぎからの山行となる。「2017雲取山記念スタンプラリー」スタンプ回収先の営業時間、奥多摩駅~お祭のバス運営時間の縛りのためです。
お祭~三条の湯まで、歩行時間は3時間~3時間30分。
16時~16時30分頃に山小屋に到着する旨、山小屋へは事前連絡済み。

宿泊予定の三条の湯へ向かうため、雲取お祭り山荘の直上にある道へ進みます。
ここが、最初の間違い。

登山口を間違えました。

若干荒れた道を数分進むと、整えられた登山道が目の前に広がります。
しかし、落ち葉の溝が深い。あまり人が踏み入れていない様子の登山道だったため、地図を確認。ここでコンパスを忘れた事に気付きます。
GPSを確認すると、三条の湯への方向は間違えていないことを確認。本来の登山口と、私が踏み入った登山口の距離があまりに近かったため、確認した地点ではGPSでは判りませんでした。そのまま進みます。

再度、GPSを確認したところ、距離は近いけれど、道がズレていることに気付きます。参ったな。
ふと上を見ると、集落がありました。人が住んでいる気配はないけれど、整えられた集落です。
幼い頃、私は古い平屋に住んでいました。坂道の上にある、見晴らしの良い家です。とても古い家で、どこから侵入するのか、屋根裏では野良猫とネズミの運動会。時々、夜中にイタチが家中を彷徨い、昼間は裏にある森から鳥たちが飛びこんでくるような家でした。家から歩いて数秒の小さな水辺には自然のミョウガがあり、それを味噌汁の具にした母の朝食を思い出します。
道迷いになっているにも関わらず、自然と共にある家々が懐かしく、集落へふらりと立ち寄りました。
そこで、年配男性3人に出会います。後で知ったのですが、丹波山村の前村長ご兄弟で、ご実家が今は誰も住んでいないこの集落にあるのだとか。

道迷いになったことを説明し、林道にでる道を教えて頂く。その際、杖のかわりになる太い木枝を頂いた。山道を下ります。しかし、ここで落ち葉に足を滑らせ、滑落

滑落

滑落する方向を見ると岩や崖がなく、不安定な体勢ではなかったため、滑落先を確認しながら、自然に停止する事を待つことにしました。滑落し始めるとなかなか止まらない事を、初めて知ります。他、滑落中にも関わらず、私は意外と冷静に状況判断をするタイプなのだと、ここで初めて知りました。落ち葉と服の摩擦でスピードが落ち始め、杖が木の根元にひっかかり、滑落停止。

また道が判らなくなりました。下から、自家用車のエンジン音が聞こえます。林道まであと少し。このまま下るべきかどうするか、考えながら進むこと5分、沢に遭遇。ここで、引き帰す事を決定。

急斜面を登り、上の車道にでます。丹波山村の前村長ご兄弟にまたお会いし、元来た道を戻る事を説明。その後、電波が通じるため、三条の湯へ電話をしました。事前に連絡した到着予定時間には、到着出来ないこと。宿泊をキャンセルすること。このまま帰宅するか、道の駅たばやまでビバークさせて頂きたいこと。この3点を伝えるための電話です。
その説明前に、道迷いになったこと、滑落のことをお話しすると、迎えに来て頂けることになりました。驚きました。考えたこともなかったのですが、私は今から救助されます。
なお、滑落による怪我、擦り傷ひとつありません。

救助

電話で指示を頂いた道へ向かうため、車道を歩きます。
後方から軽トラックで運転していた丹波山村の前村長ご兄弟に拾って頂き、その後三条の湯の甥っこ様に拾って頂き、最後に三条の湯の奥様に拾って頂き、三条の湯に到着しました。
到着時間16時23分。事前連絡した通りの時間帯です。

最後に

「人は人によって生かされている」という言葉がありますが、まさしくソレです。
ひとりで登っているようだけど、実はこんなに多くの方々の支えにより、山中に居ることが出来ているのだと、心から実感した出来事でした。

申し訳ないやら、有り難いやら。
25日の飛龍山への山行中、ひとりになると涙が止まりませんでした。
人の善意が有り難く、感謝の気持ちが溢れ、それが涙になったのだと思います。
皆様のお陰です。心から感謝いたします。

今までの山行の中で、最も心に残る登山となりました。
そして、私の2018年のお山テーマを奥多摩山域にしようと決めました。
(他の山域も行きますが、メインは奥多摩です^^)

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2件のコメント

  1. Yukiさん

    お久しぶりです。
    お怪我が無かったことが一番ですね。
    周りの人たちがみんないい人ばかりだったのも幸いでしたね。

    結構最近の人って、おロク(遺体)を見つけても通報せず、自分の登山を続けてしまうような人がいるのも事実です。

    枯れ葉が積もってモフモフの時は、一旦足をもぐらせて、
    しっかり地面に着地させておいて、すり足のよう歩くと滑らないですよ。

    あとは、人が歩いた跡、道を見つける『目』ですね。
    これは慣れて来ると、できるようになります。

    無理をせずにがんばってくださいね。

    1. 目目連さん

      お久しぶりです。Yukiです。
      優しいお声掛けを、どうも有難うございます。
      山に登ったというより、人と出会った山行でした。
      私にとって、一生語り継ぐだろう山となりました。

      >結構最近の人って、おロク(遺体)を見つけても通報せず、
      >自分の登山を続けてしまうような人がいるのも事実です。

      面倒な事に関わりたくない心情なのでしょうか…。
      何も手を差し伸べなければ、
      一生、そのおロクが自分の心の奥底に残ると思うんですけどね。

      枯れ葉の歩き方のアドバイスを、どうも有難うございます^^
      今後も登山を続けていく予定ですが、
      続けていくためにも、
      12月はメンテナンス&登山基本の土台固めをしようと思います。

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