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高妻山~日本百名山 戸隠連峰の最高峰~

高妻山~日本百名山 戸隠連峰の最高峰~

2018年7月下旬、長野市ワーキングホリデーの休日に高妻山へ登頂した、新月ゆき(@Shingetsu_yuki)です。想像以上の急登、急登、超急登の高妻山について、つづります。後日、漫画を追記する予定。

高妻山とは

高妻山は、新潟県妙高市と長野県長野市にまたがる標高2,353mの山。戸隠連峰の最高峰で戸隠裏山の一峰。日本百名山のひとつです。別名「戸隠富士」「剣の峰」「両界山」とも言います。

高妻山

高妻山の登山ルート

高妻山のルートは、ふたつ。

戸隠牧場〜弥勒尾根新道〜六弥勒〜高妻山(片道4.5時間)
戸隠牧場〜一不動避難小屋〜六弥勒〜高妻山(片道5時間)

私の登山ルートは、弥勒尾根新道の往復。
事前情報の一不動避難小屋経由の道が荒れている、地元民でも往復10時間かかる登山実情により、より早く登頂下山できるルートに決めました。

この新道は急登の連続で、足にきたのは後日談(笑)
よりバリエーションを楽しむのならば、往路は一不動小屋経由、復路弥勒尾根新道をオススメします。

高妻山へのアクセス

新宿からのアクセス(交通機関のみ)

<高速バス>
新宿バスタ〜(高速バス)〜長野駅〜(バス)〜戸隠キャンプ場
交通費:1,300〜3,000円(高速バス)+1,450円(バス)
所用時間:5〜7時間

 

<新幹線>
新宿駅〜大宮駅〜(新幹線)〜長野駅〜(バス)〜戸隠キャンプ場
交通費:7,310円(JR+新幹線指定席)+1,450円(バス)
所用時間:4〜5時間

 

<青春18きっぷ(松本駅経由)>
新宿駅〜松本駅〜(JR)〜長野駅〜(バス)〜戸隠キャンプ場
交通費:2,370円(青春18きっぷ)+1,450円(バス)
所用時間:7〜9時間

全体的な時間+コストを考慮すると、高速バス利用が便利です。
私は青春18きっぷでしたけどね。いや〜大変だった(笑)

夜行バス比較サイト【バスブックマーク】

前泊日帰り

往復8時間のロングコースを考慮し、前泊日帰り登山が良いでしょう。避難小屋の宿泊は推奨されていません。

<宿泊先>
1:戸隠神社中社、戸隠神社奥社の旅館泊(有料)
2:戸隠牧場の車内泊、テント泊、駐車利用(有料)
3:戸隠牧場出入口前にある高妻山登山専用の無料駐車場の車内泊(無料。100台駐車可能)

自家用車があるならば、3がオススメです。

高妻山を登ってみて

2018年7月下旬、高妻山へひとりで登頂しました。
弥勒尾根新道登山口5:30出発し、弥勒尾根新道登山口13:30到着。100分の休憩時間を含め、8時間の山行です。

戸隠牧場から登山口へ向かう道なりが穏やかで、平和そのもの。
いいわぁ〜。
戸隠牧場
戸隠牧場

さて、弥勒屋根新道の登山口。
高妻山の登山口

六弥勒まで登り一択、時々急登の道なりです。
事前の地図チェックで傾斜があることは認識していたので、それなりの覚悟を持って歩きます。
うんうん、急登だねぇ〜。
高妻山
高妻山の急登

六弥勒で小休憩。
高妻山の六弥勒
その後六弥勒〜九勢至まで、アップダウンの繰り返しです。
アップダウンの繰り返しはどのお山でもよくある山行なのですが、ダウンしている最中、時々思うことがあります。
「下った後、登り返さないといけないんだよね…(遠い目)」

弥勒尾根新道は急登続きだったから、堪えます。
なんて思っていたのですが、本番の急登は九勢至以降から始まります。

九勢至。
高妻山の九勢至

九勢至から観える、美しい高妻山。
この九勢至と高妻山の標高差は、約400m。
高妻山

ああッ!!急登!!本気の急登!!
マジかコレ。マジでキツイんだが。ぜいはぁ。ぜいはぁ。
一部道が荒れている場があり、それ以降は4つ足で進みます。
この急登は、いつになったら終わるんだ?ぜいはぁ。ぜいはぁ。

本気の急登の写真はありません。
1枚は写真撮影をしているだろうと思っていたのですが、本日確認したところ無し。
余裕がなかったのだと思います。
なにせ4つ足前進ですから。

坂を登りきると十阿弥陀。ぜいはぁ。ぜいはぁ。
高妻山

その10分歩いた先に、高妻山山頂があります。
やったー!高妻山!!
高妻山の山頂

高妻山山頂から見える大絶景パノラマ。
北アルプスの山々が連なります。
高妻山の大絶景パノラマ

想像を超えた急登後のこの絶景は、頑張った者へのご褒美ですよね。ぜいはぁぜいはぁキツイキツイと言いながらも、その山行を楽しんでいます。しかし、見晴らしの良い景色に出会えると、さらにテンションが上がるのも本当。
この大絶景パノラマを、風を自分の体全体で感じながら、感動。これは、その場にいる体感の感動です。
ただ何もせずに、景色を堪能しました。ぼー…。

山頂で40分休憩した後、下山。
次はあの急登の下山かぁ〜と内心思いつつ、前に進みます。六弥勒まで戻り返した所で、脚の疲労を感じました。いつもと同じスピードが出ません。

その時、安定のリズムでサクサク進む、下山途中の初老男性登山者に出会いました。距離を保って、その男性の後ろから歩き始めました。

…この男性、速い。
いや、特別に速いという訳ではないのだけど、高い段差のある道なりにも関わらず安定のリズムで歩き進みます。
観察したところ、熟練者という理由もあるのだけど、ストックの存在も大きいように思いました。
ストックかぁ〜。年に数回しか使わないストック。昨年処分した私のストック。次回購入する時は、超軽量ストックを購入しようと思っている私の未来のストック。

下山の熟練登山者とも引き離され、下山時に3回休憩し、登山口に到着です。はぁ〜、楽しい疲れた〜。うん、急登急登。そんな高妻山でした。

総合の感想

日帰りロングコース、まあまあ覚悟しろ。
急登急登の連打、よくよく覚悟しろ。
邪魔にならない軽量ストックを購入しようかな。

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