2018年8月上旬に飯縄山登山をした当日午前中に、戸隠神社5社巡り+鏡池小鳥ケ池巡り+善光寺観光をした、新月ゆき(@Shingetsu_yuki)です。
ふるさとワーキングホリデーでお邪魔した、長野県長野市戸隠。今回は、戸隠神社5社巡りについてつづります。
戸隠神社5社とは
戸隠神社5社とは、戸隠神社奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社を言います。霊山戸隠山の麓に、創建以来二千年余りに及ぶ歴史、そして近年のスピリッチュアルブームで人気の高い神社です。
(イラストレーター:新月ゆき。5月の展示会用に制作)
戸隠神社のルート
長野駅からの移動方向、物理的距離を考慮すると、次のルートをオススメします。
- 宝光社〜火之御子社〜中社〜九頭龍社〜奥社(徒歩片道3〜4時間)
このルートで巡れば、各神社の鳥居を正門からくぐりることができます。
ルート順番を記載しましたが、なんとなくピンと来た!そんな自分感覚での参拝順番で良いと思います。効率云々、歴史的背景関係なく、ご自身の好きなように。直感でゴーです。
戸隠神社の駐車場
宝光社の駐車場
- 無料(駐車台数 約20台)
- 満車の場合、空車まで暫く待つか、中社の駐車場利用をオススメします。徒歩20〜25分程度
火之御子社の駐車場
- 無料(駐車台数 2台)
- 宝光社、もしくは中社の専用駐車場を利用し、火之御子社まで徒歩をオススメします。徒歩10〜15分程度
中社の駐車場
- 無料(駐車台数 約100台)
- 有料(繁忙期により臨時駐車場あり)
九頭龍社・奥社の駐車場
- 無料(駐車台数 約50台)
- 有料(駐車台数 約200台以上)
高妻山専用の駐車場
- 無料(駐車台数 約100台)
- 奥社まで徒歩20〜30分程度
戸隠キャンプ場の駐車場
- 有料(駐車台数、フリースペースのため不明。かなり広範囲)
- 最終手段です。奥社まで徒歩30〜40分程度、バス1時間に1本3分程度
歩く気力・体力があるのならば、宝光社、もしくは中社の専用駐車場を利用し、宝光社から奥社までの歩き参拝を楽しまれてはいかがでしょうか。
自分の足で戸隠の大地を踏みしめ、身体全体で戸隠の風を感じながらの参拝は、気持ちの良いものです。
普段歩き慣れていない方、体力のない方は、奥社入り口から奥社まで参道歩きをオススメします。徒歩オンリーの参道歩き、距離約2キロメートル。
履き慣れた靴、もしくはスニーカー必須です。
ヒール靴の奥社参道歩きは厳しいでしょう。
戸隠神社5社巡りを歩いてみて
私の戸隠神社5社巡りのルートは、次の通りです。
自分が行きたい場所優先のルートです。
奥社〜九頭龍社〜中社〜火之御子社〜宝光社
5時45分頃に戸隠神社奥社大鳥居に到着。
大鳥居から奥社まで、約2キロメートル。早朝のためすれ違う参拝者も殆どなく、静かで穏やかな参道歩きが始まりました。末社、祠などひとつひとつじっくり挨拶して、奥社まで30分のんびり歩きます。
茅葺の赤い隋神門。
樹齢約400年を超える、見事な杉並木。圧巻されます。
この参道を歩けるなんて!来て良かった!そんな気持ちにさせてくれる杉並木です。
道中にある飯縄大権現、仏石、そして祠も雰囲気があります。
取水場で手と口を濯いでいる時、太鼓の音が鳴り響きました。
どうやら、神主の朝のお勤めが始まったようです。時間は6時15分頃。
神主の邪魔にならないよう、音を立てずに「二礼二拍手一礼」
ここで、驚きのシンクロ。神主と私の「二礼二拍手一礼」のタイミングが合い、動作がシンクロしました。これ、ワザとじゃないんです。
その後、神主が神社内側からお賽銭箱の目の前へ移動。私と直面です。視線が合うようで合わないような、なんとなく気不味い雰囲気。お互い無言。
神主は両手で持つ祓串(はらえぐし)を外に向かって、振り、祓い始めました。そこで、私は90度に頭を下げ、なにかを祓って頂きました。…なにかって、あなた。急に始まったことなので、心の準備もなく素のままだったんですよ。
私は神社仏閣が好きで、早朝の参拝を好みます。しかし、今回の神主とのシンクロ&祓串のお祓いは、初めての経験でした。
その後2回、神主の朝のお勤めの時間帯を狙って早朝6時に参拝したのですが、祓串のお祓いは最初の1回のみ。
当日夜に挑戦してみたいと思っていた仕事の依頼を頂き、戸隠の御利益の効果を実感しました(はぁーと)。わーい(はぁと)
奥社から九頭龍社まで、徒歩1〜2分。
九頭龍社から隋神門へ戻り、戸隠森林植物園の遊歩道を介鏡池+小鳥ケ池経由にて中社へ向かいます。
自家用車は通行不可+遠回りの林道のため、ご注意ください。熊出没の道のため、熊避け鈴を持って歩きましょう。
道中にある、稲荷神社です。
鏡池。
風が若干強く、池が波立っています。
鏡池は信仰の池かと思いきや、戸隠在住の畑の水回りの人口池だとか。人間の生活に密接に繋がったお池です。
林道のやや坂道アップダウンを介し、小鳥ケ池へ。
硯石があり、その場からの展望が見事です。
小鳥ケ池の手前にある祠。
小鳥ケ池です。
鏡池とは違い、風がなく、景色が水辺に映えています。
その後、林道から舗装道路へ。
西参道から、戸隠神社中社へ向かいます。
戸隠神社中社。
中社の表参道から墓地を通り過ぎ、火之御子社へ向かいます。
火之御子社。
火之御子社から神道経由にて、宝光社へ。
宝光社では、祈願串とおみくじを頂きました。
おみくじの意味は、次の通りです。良い運気です(はぁと)
これは天の神が貴い御身でさえ、祭る神がおり、お祀りなさったしるしである。人間はらば、目上の人に従い教えを受けて、
家を治めて世間と付き合えば、衣食住ともに満たされ、自分の身は栄え子孫の繁栄も間違いないでしょう。天照大御神を信心しなさい。病気は回復するでしょう。待人は来る。失くした物は出てこないでしょう。家の新築、転居は特によい。嫁とり婿とりなど、何かを決定するのは良いでしょう。転職は良い。商いは売り買い共に良い。特に買い吉。訴訟事は十分に勝てでしょう。生死の境がるのならば大体生きられる。勝負事は十のうち九つは勝つでしょう。何事も道をそれず道なりに行く時は思いのままでしょう。新たに住む所を決めるのも良い。
その後、飯縄山登山口バス停へ向かうため、バスに乗車。
バス乗車を間違えて、長野駅近くの善光寺へ行ったのは、また別の話です。