こんにちは。新月ゆき(@Shingetsu_yuki)です。
山を登り始めて約5年、山をしない友人・知人に「なぜ山を登るの?」幾度となく尋ねられました。そこで、「なぜ山を登るのか?」を綴ろうと決めました。私が山を登る理由は、次の2点です。
Contents
私が山を登る理由
1:自分自身がそぎ落とされる。私の中心に私がある。その感覚が好きだから
2:感動するため
しかし、1がなかなか理解されない。山をしない人にも理解できるよう言葉を探し、言葉を変え、説明し続けてきたが、なかなか理解されない。
「山のなにが好きなの?」と時々尋ねられます。私の回答はというと…
<登山者への回答>
「自分自身がそぎ落とされる感覚が好き。シンプルになる」
<非登山者への回答>
「生きてると色々あるじゃないですかー。様々な考え方・出来事に触れ、私自身、右によったり左によったり。でも…
<続く>— 新月ゆき ┃ 準備中 (@Shingetsu_yuki) June 17, 2019
山へ行くと、自分自身の真ん中へ戻れる。私自身へ帰れる。その状態が好きで山へ行くんですよ」
2人に1人理解を得られていたのですが、
最近は、登山者・登山をしない人に関わらず、回答はひとつにしています。「山へ行くと、優しい気持ちになるんですよ」
大体、皆さん納得して下さる。
<続く>— 新月ゆき ┃ 準備中 (@Shingetsu_yuki) June 17, 2019
各々の自分自身が優しい気持ちを心に思い浮かべ、
「…ああ、なんとなく判るかも」
と理解して下さるのだと思います。— 新月ゆき ┃ 準備中 (@Shingetsu_yuki) June 17, 2019
最近は、「やさしい気持ちになるから」と答えてきたが、少し違います。それもあるけれどが、それだけではないのが本当。私は言葉で説明できないと判ったので、「なぜ山を登るのか?」を漫画と図解化で説明しようと決めました。
普段生活している場を「人間界」、山を「山界」とする。人間界と山界では、心の在り方が違うように思う。極端な例かもしれないけれど、人間界と山界に次の質問をすると
「私の中心に私がある」を図解化
「あなたは誰ですか?
あなたは何をしたい人ですか?
10年後あなたは何をしていると思いますか?」
人間界の人間
人間は、その人に付属する社会や人間関係も含め「その人」だと思います。しかも、人間界は様々な情報が溢れ、自分のことなのに自分のことが判らなくなっているようにも、時々思い。思考、心、身体もバラバラな時があります。
山界の人間
山界の場合は、山を登っていくうちに、様々な自分自身がそぎ落とされ、シンプルになります。心、思考、そして身体が一体となり、自分の中心に自分がいることが判ります。私の心は「静かで、穏やかで、優しい」この心が好き。この気持ちが好き。この好きのために、私は山を登っています。
山界の人間さらに
さらに。
その時の私と山の波長があう時、その時の私にとってけわしい山の時、さらにそぎ落とされます。そこにあるのは、自分。世界には、山と私しかいません。360度山に集中している感覚。あの感覚が好きだから、私は山を登っています。
これが、私が山を登る理由のひとつです。
今回の記事は、登山をしない人に説明するために書きました。今回の記事だけでは山の素晴らしさは伝わらないと思うので、「感動」することを描こうと思う。次は、漫画と写真で。